| 長宗我部三代記 (PHP文庫) 羽生 道英 |
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定価:¥ 840 (税込み) 価格:¥ 840 (税込み)
メディア :文庫 メーカー:PHP研究所 著者:羽生 道英
発送可能時期など: 通常24時間以内に発送
ユーズド価格:¥ 499~ (税込み)
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| ユーザーレビュー |
【伝記物としては秀逸、小説としては平凡 (2008-08-08)】 戦国時代の土佐に覇を唱えた長宗我部家の三代の生き様を描いた作品です。没落した家を復興させた国親、四国を席巻した元親、関ヶ原で破れて家を潰した盛親と、それぞれの半生を丁寧に拾い上げています。長宗我部フリークの私としては喜び勇んで読んだのですが、正直なところ期待はずれでした。欄干から飛び降りた国親、姫若子と呼ばれた元親、奸臣に踊らされた盛親などの有名なエピソードはきっちりと描かれているのですが、逆にそういったありきたりの話が中心となっていることで小説としての魅力がほとんどなくなってしまっています。戦国ものは数少ない資料から作者が腕をふるって作品に調味料を加えて作り上げていくもののはずが、通説に縛られすぎていて面白みに欠けてしまっているように思います。伝記物とみれば非常によくできた作品で、長宗我部って誰?という層には入門編として最適ですが、ある程度の知識を持った層からするとあくびが出ること請け合いです。 |
【まあ詳しい (2008-07-16)】 長宗我部3代にわたってよくかかれていた。小説というより史実をたくさんとりあげたようにみえる。他の本ではあいまいな盛親にたいしてとくにうまく書けていたとおもう。司馬遼太郎の夏草の賦にみられる元親と比べると、本書では秀吉に屈した後、忠勤にはげみ秀吉にすべてを託しているようにかかれている。司馬の本では、対比し最後まで秀吉にいやいやしたがっている元親像がありよみくらべてみると、史実ではそこまでわからないがゆえにたのしませてもらった。また初代国親の受難のときについてもよくえがかれている。 |